ゴールド系としてあと真鍮色があります。アンティークゴールド(AG):真鍮鍍金を黒く変色させ、釜の中、
特殊な石で回転させながら、表面をむく。
弊社は大きく2段階の明るさで受注しています。
*通常AG *明るいAG(ヨクムキ)
アンティークサティーナ: AGにしてからサティーナをかける。
真鍮古美サティーナ: 真鍮色の上に黒をのせて、サティーナでむく。
(素材は真鍮、亜鉛ダイキャストに限る)
玉プラ: 真鍮素材を生かして、バレル、塗装する。
生地の汚れ具合で色の明るさが決まる。
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MR-742-12mm、M-5702-19mm
12mm、20mm用で、こんな引っ掛けができました。
今日は、ゴールド系の鍍金について、解説したいと思います。
まずは、
G塗装(ゴールド塗装):下処理をした生地の上に、銅、ニッケルをつけて、
その上に、24金を溶かした鍍金槽で金を付け、
透明塗装をつける。
Gサティーナ(塗装付):ゴールドの時と同じ様に、ニッケルまでつけて、
そこでサティーナ加工をして、その上にゴールドを
つける。ゴールドは柔らかいので、ゴールドの上
からサティーナをかけると、取れてしまうからです。
Gケシ: 表面曇らせ艶をなくす。
Gケシ塗装: Gケシに透明塗装をして、光沢を出し高級感を出す。
Gホーニング: 磨いた生地に砂を高圧で吹きかけ、梨地状態にして、
ゴールドと同じ処理をする。凹凸のついたケシ
Gガラムキ: ニッケルガラムキの上にゴールドをのせたもの。
古代金と言う場合もある。
*うす金(ライトゴールド)でも、ゴールドとまったくおなじ処理ができる。
極うす金、ピンクゴールドも相談に応じます。
これから、数回に分けて、少し鍍金(マルホーspの中で、付けている鍍金が中心)の話をしていきたいと思います。
(鍍金の呼び方、やり方は鍍金屋さんにより多少違うことがあります)
バックルの鍍金には大きく分けてシルバー系、ゴールド系、黒ニッケル系の三種類があります。
今日はシルバー系についてお話したいと思います。
ニッケル(NI) :シルバー系の中で最も多く使われる代表的鍍金
検対ニッケル :検針器対応ニッケルで、ニッケルより白っぽい
ニッケルサティーナ:ニッケルに細かな筋目をつけたもの。
ニッケルトリポリ :サティーナより繊細な淡い筋目をつけたもの
ニッケルケシ :ニッケルを白く濁し艶をなくしている
ニッケルケシ塗装:ニッケルケシに透明塗装を施す(パールニッケルともいう)
ニッケルガラムキ:ニッケルのバックルと特殊な石を釜の中で回し、表面をたたき、
こする事より、表情を変える。少しグレイ色になる。
シルバー(銀)厚付:シルバーを表面に付着させて、シルバーの輝きを生かす
銀古美ガラムキ :銀を付け、それの表面を変色させ、それをガラでむく。
全体的には、薄グレイだが、石があたり難いところは、
青グレイっぽくなります。
銀黒ガラムキ :銀古美ガラムキとにているが、石があたり難いところは、
黒っぽく残る。
古代銀(銀ドロ):銀を濁らせ、アンティークっぽさをだす。
このタイプのフックが今までなかったのですが、最近海外入荷して、今売れております。
10mm用です
今日は、昨日の雪模様の天気から一転して、非常にいい天気。
温度も昨日に比べ十度以上上がるとの事、
気持ちよく仕事できそうです。
ただ最近頻繁にある地震、心配ですね!
大きいのが来ても、慌てない準備をしておきたいとは思うのですが、
なかなかできなくて。
まあ、今日一日、精一杯頑張りましょう。