【バックルの辞典】オメガ、サルカンその1
オメガって何?サルカンって?
〈オメガの役割〉
バックルはベルトの帯と結合する必要があります。その方法は2種類あり、
ひとつ目は、バックルにベルトの端を絡ませて糸で縫い付ける方法(ステッチ)です。
ふたつ目がオメガを使う方法です。
例えば上の図は、バックル、サルカン、オメガが一帯になったものの図ですが、オメガは中が空洞になっており、ここにベルトの接続面を差し込みネジで留めます。図中の丸のしるしがネジ穴です。
このタイプには、ワニ口というギザギザの歯のついたふたで留めるものもあります。
さらに、オメガはバックルに直接オメガをカシメて結合させる単体のタイプもあります。これがポピュラーなタイプなのですが、これはまたあとでご紹介します。
〈サルカンの役割〉
帆型バックルは、ベルトを腰にまわして前にきた先端をバックルの中に通してピンで留めますが、大抵の場合、ベルトの先端の余った部分が留めた位置から垂れ下がってしまいます。
サルカンは、ベルトの先端をサルカンに通すことで、バックル後ろの垂れ下がりを解決する部位(パーツ)です。さらに長く余った部分はパンツやスカートのループを使って調整することになります。
では次回は、オメガ、サルカンを写真等でご紹介させていただきます。
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